ケータイ小説 野いちご

先生、ダメですよっ。

先生、ダメですよっ。

夕陽の光が窓から差し込んで、朱色に染まる廊下。


私…小森舞は、たくさんの問題集を運んでいた。


みんなもうとっくに帰っている時間だろうけど、これは仕事だから仕方がないのだ。


並んで隣を歩くのは、清川先生。


清川先生は、若い数学の先生だ。


授業はわかりやすいし、面白いから男女問わず人気。


見た目がさわやかだから、一部の女子にはもっと人気。


私も、まぁ好印象だとは思った。


清川先生の出身校が私の志望校だから、清川先生自体は別に嫌いじゃなかったのだ。


けど、それだけ。


それ以上にも以下にも思ってない。


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