しほside
ピカッ!え?

「しほ!」
その言葉と同時に物凄く大きな音が聞こえてきた。
私は、誰かに突き飛ばされた。でも、今目の前に見えるのは一人の男の子が倒れていて、血が流れているもののみ。

そして、自分が
「海斗!誰か!誰か、たすけて下さい!」
と、叫んでいる所が見えた。

はあはあはあ。
また、夢だ。これで、何回目かな。
あ、皆さんおはようございます。私は、月宮 しほです。