翌日の夜

私は拓真と莉子に教えられたイタリアンのお店に来た

事前にある程度調べていたものの、メニューを見るまでは
値段が気がかりだった

だけど、店内はおろか客層もハイレベルな感じはなく
メニューの値段をみれば、あまりにリーズナブルで
拍子抜けするほどだった


「拓真は何する?コースにしちゃう?」
「だな、その方が手っ取り早いしな」

私達は7000円の一番リーズナブルなコースを選んだ