ケータイ小説 野いちご

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one Love 〜知らなかった恋する気持ち〜

運命の再会



……この辺、かな?


立派な家が建ち並ぶ閑静な住宅街。

新しめの綺麗な家が多く、どの家もガーデニングが可愛らしい。

メモに書いてある住所からいくと、お世話になる安藤さんの家はこの辺り。

表札を見ながら一軒一軒を確かめる。


「あ……」


その通りの中でもひときわ目を引く一軒の家の前で、私は足を止められた。

青々とした芝生。

凝ったガーデニングがされた可愛らしい庭。

たくさんの花と緑が囲み、夏らしく向日葵もある。

木造の表札には『ANDOU』とローマ字で書かれていた。


「ここだ……」


見つけ出した途端に緊張が高まる。

大きく深呼吸をし、インターフォンに手を伸ばした。


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