美沙が住んで居るのはのどかな農村。


ただ、夜になると山にある村一番の大樹には村人は近づかない。

何故ならシタイカクシに出会ってしまうから。


美沙はずっと祖母から言われていた。

大樹はシタイカクシの木とも呼ばれている。

「木の下に死体を埋めると跡形もなく、消える

ってね。本体馬鹿馬鹿しい話だよね」




「本当にね」

美沙は幼馴染である深雪とシタイカクシについて話していた。