四月初め。
少し暖かくなってきたが、まだまだ肌に寒さを感じる季節。
「新しい出会い……楽しみだわぁ!イケメンの彼氏作るぞー!」
新生活に胸を踊らしている友人その一。
「お前はもう少し…いや、大分お淑やかにならないと彼氏なんて無理だろ」
それにツッコミを入れる友人その二。
「なにおぅ!?」
キレる友人その一。
「はいはい。朝から大声でコントはやめて。恥ずかしいから」
そんな二人に冷めた口調で言い放つ友人その三。
「俺は事実を言ったまでだしー!」
それに反論する友人その二。
「はぁ!?私程お淑やかな女の子、どこ探したっていないわよ!?」
再びキレる友人その一。
そんな盛り上がるその中で、
「はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~……」
幸せをも吸い取りそうな溜め息をつく不安しかない新入生が一人。
少し暖かくなってきたが、まだまだ肌に寒さを感じる季節。
「新しい出会い……楽しみだわぁ!イケメンの彼氏作るぞー!」
新生活に胸を踊らしている友人その一。
「お前はもう少し…いや、大分お淑やかにならないと彼氏なんて無理だろ」
それにツッコミを入れる友人その二。
「なにおぅ!?」
キレる友人その一。
「はいはい。朝から大声でコントはやめて。恥ずかしいから」
そんな二人に冷めた口調で言い放つ友人その三。
「俺は事実を言ったまでだしー!」
それに反論する友人その二。
「はぁ!?私程お淑やかな女の子、どこ探したっていないわよ!?」
再びキレる友人その一。
そんな盛り上がるその中で、
「はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~……」
幸せをも吸い取りそうな溜め息をつく不安しかない新入生が一人。