〜四神としての運命を受け入れる四人のヒトたちよ、その運命には逆らえず、ただ四神として世界を救うべからず、協力し、世界の敵を滅する役目を全うせよ〜



ここは、桜木神社。

私が住んでいるこの神社には古くから四神の言い伝えがある。

私の先祖達は四神の役割を担う資格あるものとして過ごしていたが、しかしここ何千年とその役割はまわってこない。

そのため、ここまでくると四神の言い伝えは嘘ではないのかと疑ってしまうようになってしまった。

あ、自己紹介が遅れた。

私は白桜。
一応この桜木神社の守り主で、巫女もやってる。

母一人、祖母一人と、見事女家族と過ごしてきた。

ちなみにこの桜木神社は《白虎様》の力を受け継ぐ。

もし、私が役割にあたってしまうと白虎様の力を受け継がなければならない。

…そうならない事をいのりたい。