「びびび、美少年だったの、すんごかった、すんごかった。ううう美しかったの!!!!」

私は今、必死に説明しています。

「やばいって、ほんとに! もう消えそうなくらい、美しかったの、儚かったの!」

真美は呆れた、というような顔で、ふーんそうですか、と答える。