僕には、昔彼女がいた。

よく笑って一緒にいて楽しかった。

“最初は”

家の事情があってムシャクシャしていた。

だから、彼女に当たったのだ。

心の底から、死ねばいいと思った。

泣きながらも、耐えて僕を見てくる

あいつが、面白かった。

無様で、ダサくて、キモかった。

いつしか、奴隷のように扱った。

あいつの友達にもそうやらせたのだ。