亜美side

私はずっと寂しかった。

私が自分の思い通りにならないと、暴言を浴びせ、暴力をふるう。

………母親。

口癖は、あんたなんか産まなきゃ良かった。


私には妹もいた。

3つ下の美羽。


みんなから愛された。



私を見てる人なんて誰もいない。


うわべだけの友達関係も嫌だった。



学校で仲良くしてくれる友達はたくさんいた。



でも、誰も

二人で遊ぼう?


とも、


みんなで遊ぶとき誘ってくれる子もいなかった。


でも、現実を受け止める勇気は、私にはなかった。


自殺しようとした。


いくつも傷がある。


でも、そんな傷目立たない。


あの人がつける傷が毎日増えるから。