「そこの君!マネージャーしない?」





始まりは突然で、
出会いも偶然。










「も、もしかして、わ、私ですか?」



「君以外に誰がいるのさ」







振り向いて顔を見た瞬間、
名前も知らないあなたに恋しました。











「マネージャーとか興味ない?」




色白で黒髪で背が高くって
ふにゃ、っと笑う顔

バレーボールを持ってる







…ドタイプだ









「わ、私なんて!めっそうもないですっ!」



「え、あ、ちょっ!」










イケメンに免疫のない私は、
走ってその場を離れた。








これが出会い。