あれから二年後、星垂は高校を卒業して、俺は大手企業で働き始めた。

星垂のお腹の中には新しい命が宿った。


もうすぐ予定日を迎える星垂のお腹の中には4人の子供が入っているらしく、最近は動くのにも一苦労…


星【いったー、痛い痛い痛い痛い!】


玄【どこが痛いの。】


星【お腹!】


慌てていると、パシャん!


星【あぁぁんはずいじだ!痛い!ひぅひぅふー。おさまった。】


一回目の陣痛が来てさらに15分の陣痛が来て、いまは10分おきに来た陣痛に必死に耐えている星垂。


俺はその間に入院の準備をして、車も準備して落ち着いた隙を狙って車にのせた。