ケータイ小説 野いちご

ヴァンパイアの花嫁


ダーモッドの嫉妬

レオンはアメリアを呼んだ。


この屋敷にいる唯一の女性。女性に世話をされた方が、シェリルも落ち着くだろう。


すぐにアメリアが姿を見せた。


「シェリル、君の世話をしてくれるアメリアだ」


アメリアはシェリルの名前を聞いて驚き、自分の主人を困惑顔で見た。


「アメリア?」


「えっ、あ……はい」


「私はこれから出かける。シェリルの着替えを頼む」


そう言い、颯爽とした足取りでレオンは部屋を出ていった。





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