ケータイ小説 野いちご

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天ヶ瀬くんは甘やかしてくれない。

気まぐれ、2度目のキス。




体育倉庫をあとにした、わたしと天ヶ瀬くんは保健室にやってきた。


保健室に着くと、近くにあったベッドに座らせられた。


「ちょっ、天ヶ瀬くん…?」


突然のことで頭が追いついてない。
さっきまでの涙はどこかへいってしまった。


わたしが呼んでも反応するどころか、無視して何かを探している。


そして目的のものを見つけるとこちらにやってきた。


「足、貸して」

「え?」


「痛いんでしょ?」

「へ?」


ふと、自分の足を見てみると、膝を擦りむいていた。

足首をひねったのは自覚してたけど、まさか膝を擦りむいてるとは。


どんくさいなぁ。

って、考えていたら


「手当てしてあげるから」

天ヶ瀬くんの手が足に触れた。


ただ、触れられただけなのに。


こんな、胸を騒がしくしてるわたしは相当天ヶ瀬くんにはまってるんだろうな……。


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