ケータイ小説 野いちご

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天ヶ瀬くんは甘やかしてくれない。

天ヶ瀬くんは優しくない?




天ヶ瀬くんの彼女になってから早くも数週間が過ぎようとした。


地味に高校生活を送っていたのに、天ヶ瀬くんと付き合い始めたことが噂になってから

突然の有名人扱い。


今だってほら。


こちらを見ながらヒソヒソ女子たち数人がわたしを指差してる。

はぁ、やっぱりこういうことになるんだよね。


しまいには。


「あの、ちょっといいですか?」


声をかけられてしまい、それに対応するのも日常になってきてしまった。


リボンの色をみると、ひとつ下の1年生だ。


「なにかな」


顔も知らない、喋ったこともない子。
つまり、これは天ヶ瀬くん関係のことで何か聞かれるに違いない。

んで、案の定天ヶ瀬くんのことについて。


泣きそうな顔で話されるもんだから、側から見たらこっちがいじめてるみたいじゃん。


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