次の日お母さんと病院に来た。
こないだ来た時よりもずっと安心していた。
「花さん、1番にお入りください。」

お母さんと一緒に診察室に入る。

「産むということでいいんですね?
お母さんも、はなさんも、それでよろしいですか?」

私が、はい。と答えるとお母さんも、力強くうなづいてくれた。

「分かりました。一緒に頑張りましょう。さっそくですが、花さんの、予定日は、3月25日になります。中学生なので、少し、早く入院してもらうことになるかもしれません。また、2週間後に来てください。」

ありがとうございました。
といって、診察室を出た。

ここには私の子がいて、本当に、私の子になる…
なんだか、信じられなかった。

でも、一緒に頑張ろうね…