俺は、さらに本当弱い気がする。



どんな顔をしようとも、本当に可愛いい。




***




さらは、一瞬タグの値段を見た瞬間ガッカリとした。





本人は、俺が気がついていないだろうと思ってるだろう。けど、彼氏なんだから。






そのあと、俺はさらに『俺、ちょっとトイレ行ってくるわ』そう言って、急いであの店に戻りさらに着せた服を手にとった。





『ちっ』





遅えな、レジ並びすぎ。
全然、進まねぇーじゃねぇかよ。






さら、待っててくれてるかな。
怒ってるかな。





『28.950円です』






もう、いくらだっていいよ。
ただ喜ばせたいんだよ。
だから、もう。






『ごめん、遅れた』





あ、やっと来たという顔をしていた。
けど、ちゃんと待っててくれてよかった。





『何、その袋』





不思議そうに袋を見つめている。