斎藤「いや、みよさん、お見合いってやつぁ、本当に緊張しちゃうもんですよね。」

みよ「本当に。帰りたいくらいですよ。」

斎藤「本当には、帰っちゃわないで下さいよ?」

みよ「そんなそんな。本当に帰ったら、…おばかちゃんじゃないですか。」

斎藤「でも、…いつかは帰りますよね?」

みよ「え?」

斎藤「じゃないと、レストランのシェフ、大弱りだ」