真っ暗な世界に生きていると、些細な光でさえ神々しく見えることがある。





人はそれを不幸と呼ぶ。





でも、アイツに出会って私は思う。





苦しいからこそ見える景色もあるのではないか、と。





アイツが見ている世界に、少しでもいいから近づきたくて、必死になってその光に縋ってしまうんだ。