*一華side*




「──にしても──だよね。」



「──さえマシならな」



「面白い女」



遠くから声が聞こえる。


その声は次第に大きくなり。


気がつけば私は黒い部屋にいた。



陽和「あ、起こしちゃった?」



龍生「陽和の声が大きいから。」



私は彼…確か陽和君だった気がする。


陽和君に向けて私は"違う"と首を降る。



それよりここは何処だろう。


私は見渡す。


この部屋にいるのは4人の藍姫の人たち。


もしかしたら、藍姫の倉庫とか?