樹に助けられて、私達は樹の家に行った。

「ただいまー」

「あ、兄貴。おかえり。隣は?」

「今日出来た俺の女の天月楓。楓、こいつは俺の弟の遼」

「初めまして。天月楓です」

私は樹に連れられて、樹のご両親がいる部屋に行った。

「樹です。入って良いですか?」

「ああ」