ただいま、私はやばいじたいなのである。

「間宮、もうちょっと頑張ってもらわなと困る。
もしも、期末が赤点だったら補習だからな」

「はい」

ハアー、も~最悪。誰かこの私に数学を教えて~。
そうだ!りるなら教えてくれるかも。

「りる~私にす…」

「嫌だ」

ガガーン0(>_<)0

「なんで、私なにも言ってないじゃん!」

「言われなくてもわかるから。どうせ
『数学、教えてーー』でしょ。絶対に嫌だから」

「りるのいじわる」

「そんな、かわいい顔してもダメだから」

かわいいくなんかないもん。
私は、ほっぺをふくらましてみせた。
も~いいもん。ちがう人に教えてもらうもん。
でも誰に頼もう。うーん。

「間宮さん、僕が教えてあげようか?」

ん?なんかすごくうれしい、ことが聞けたような?
気のせいだよね。

「間宮さん聞いてるの?」