サッパリとしたショートヘアがそよ風によってなびく。
私は大きなキャリーバッグとボストンバッグを持って、
新しい学園生活を始めようとしている。
私の学校、実は………。
「その…『男子高』なんだよね…。」
実は私も今日初めて知ったこと。
私の名前は、佐々木あずき。
お母さんが大のあずき好きで子供が産まれたら
この名前にしようって決めてたらしい。
というか!その前に!!!!
「なんでお父さんもお母さんも言ってくれなかったの!?」
って、叫んだよ。そりゃあね。
そうしたらさ、
「い、いやぁ、だってあずきって男嫌いだろ?だから…」
「私達は克服してほしいのよ。あずきの男の子嫌いを」
いや、だからってよりによって一人娘を男子校に入学させるってどういう!?
でも私は、男嫌いなのは確かなんだ。
小学校も中学校も女の子としか遊ばなかったし、関わってこなかった。
だって、男はろくでもないから。
私は大きなキャリーバッグとボストンバッグを持って、
新しい学園生活を始めようとしている。
私の学校、実は………。
「その…『男子高』なんだよね…。」
実は私も今日初めて知ったこと。
私の名前は、佐々木あずき。
お母さんが大のあずき好きで子供が産まれたら
この名前にしようって決めてたらしい。
というか!その前に!!!!
「なんでお父さんもお母さんも言ってくれなかったの!?」
って、叫んだよ。そりゃあね。
そうしたらさ、
「い、いやぁ、だってあずきって男嫌いだろ?だから…」
「私達は克服してほしいのよ。あずきの男の子嫌いを」
いや、だからってよりによって一人娘を男子校に入学させるってどういう!?
でも私は、男嫌いなのは確かなんだ。
小学校も中学校も女の子としか遊ばなかったし、関わってこなかった。
だって、男はろくでもないから。