「っざけんなああああああああ!!!」



その声は校内中に響き渡る 。
まあ 、その声の主は私なんだけども 。

「まって 、ちょっ」

「待たねぇ!!お前彼女いんだろ?!」

私の目の前で慌てているソイツは私の幼馴染こと柊城斗真 、さっきも言ったようにコイツには 、彼女がいる 。しかも私の親友で神奈月舞美っていうとっても可愛くて私とは真逆の人間 。なのにコイツは ..

「ねぇ 、だめ ?俺ずっとお前のことが好きだったんだよ」

「知らねぇ 、お前には舞美がいんだろ ?てか 、私は好きじゃないから」

そう 、たった今告白されてました 。ありえないありえない 、人気者の彼女持ちの幼馴染が私の事を好きだなんて 、てか告白すんなら別れてからにしろよ 、別れてても多分私は承知しなかったけど 。だってコイツとは '' ただの '' 幼馴染で腐れ縁 。友達以上恋人未満 、その関係で私は居たい 。私にだって好きな人はいる 、その話はまた今度にして 、今はコイツの事だけ考えよう 。

「無理だからね 、私お前とは付き合えない」

「お願い 、試しでもいいからぁ ..」

人気者の斗真だとは思えないほどの女々しさで私の脚にすがりついてくる勢いで顔がシュンってしている 。いや 、知らんがな 。

ピコンッ

その瞬間メッセージアプリのLANDの通知が私のスマホの画面を明るくした 。目の前にいる女々しい幼馴染を放っといてポケットに突っ込まれてるスマホを取り出す 。

送信者 、神奈月舞美

噂をすればのなんちゃら ってやつ 。放っとかないで 、と泣きわめいている斗真のケツを一蹴りしてメッセージを読む 。

« 今どこ ?斗真君知らない ?一緒に帰る予定だったんだけど居なくて .. »

そうかそうか 。ふざけんなよ柊城斗真 。