ケータイ小説 野いちご

ウェディングドレス

私はここにいるのに

駅にまで迎えに来てくれた彼。 やっぱり、私の思い過ごしなんだ。 彼の家に向かった。私を家に送るなり、仕事に戻らないといけないと言って出掛けて行った。 それが彼と合った最後の日だった。 彼は仕事が忙しいからと、ゆかりの前に姿を表さなかった。知らない場所。彼の両親がいる家。 自分の感情を抑えるしかなかった。 彼の母が出してくれる食事も喉を通すのがつらかった。 何故、帰って来ないの?

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