ケータイ小説 野いちご

キミが私を嫌いなワケ

第2章 加速していく恋の歯車
♯1 先輩にときめく私に、キミが…

♯1



数週間後――……。



「今日、委員会だ……!」



「藤堂先輩に会える―!って顔に書いてある」



「っぅ、え!?うそ……!」



咲菜ちゃんとの、毎日の日課――お弁当タイム。



今日は、お弁当を食べてすぐに会議室に行く。


そしてそこで、委員会だ。



咲菜ちゃんとお弁当を食べている今からドキドキしてしまっている。



「だ、って、久しぶりなんだもん……」



「ひよってば、一途すぎね。もう少し周りに目をやってもいいんじゃない?」



ええ……前までは応援してくれてたのに……。



私は確かに、理央先輩のことしか頭にない。


それ以外の人なんて、考えられない。



それをいちばんよくわかっているであろう、咲菜ちゃんが……!



「な、なんで……っ。理央先輩……ひ、……ひとすじなのに」



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