舞夢(まゆ)
「ウチ、大和君のこと好きかも///」


唯花(ゆうか)
「はあ?次は陽樹?今年入って何人目よ…」


舞夢
「ん〜何人かな~w」


唯花
「笑い事じゃないし。てゆか舞夢、あんた今彼氏いるでしょ?」


舞夢
「そうだけど〜別腹?みたいな~」


唯花
「はぁ〜…あんたのそうゆうとこある意味すごいと思うわ…」


舞夢
「まじ?すごい?」


唯花
「あ、そう言うんじゃないから」



((あーぁ羽島さんも大和君好きなのかぁ〜))



「あーぁ羽島さんも大和君好きなのかぁ~」



「!?」


莉心(りこ)
「て、思ってるでしょ???」



「莉心~!え!なんでわかるの?」


莉心
「顔がそう言ってた。てかうちら何年一緒にいると思ってんの?」



「え?顔???そんな顔…してた…?」


莉心
「え、あ…ごめん。普通に直感だよ!!」


莉心
(いけない…顔のことは触れちゃダメだった…)



「あ、そか〜。さすが幼馴染!」




私は紺田碧音。あるコンプレックスを抱えた高校1年生。

莉心は、私の幼稚園入る前からの幼馴染で、

高校も一緒にしてくれた。こんな私とも仲良くしてくれる、とても優しい友達。




莉心
「…。ぉ。みお。碧音!」



「ふぁっ!?」


莉心
「ふぁっじゃないわ!」



「痛い…何も叩かなくても…」


莉心
「何ぼーっとしてんの???最近多いよ?」



「んー、ちょっと考え事。」


莉心
「それ、屋外では禁止だよ?」



「はいはーい」


莉心
「全く…」