ケータイ小説 野いちご

ねぇ起きてよ、要くん。

要くん要くん
要くんと夜








「え?じゃあ、要くんが学校で寝てばっかりなのに頭がいいのは、不眠症だからってこと?」




「うん、結梨奈の日本語だとよく分かって無いみたいだけどそういうことだね。」




「つ!ま!り!


──……どういうこと?」



「やっぱり分かってなかったんかい!」



「だって光璃の説明長いもん、飽きる」



そう悪びれもなく自分の髪を弄ぶ。




「ばかぁー!」



「え?知らなかったの?光璃。」



「知ってたよ、知ってたけどさ!!」



「じゃあもっかい説明お願い」



「くっ…」


この野郎…



「だからね?簡単に言うと、


要くんのお父さんのせいで要くんは夜は眠れなくて。でも眠いから学校で寝てたの。


そんな生活が続いたら習慣づいたんだろーねって話。

おけ?」



「ほぉ〜」




分かってないな、こいつ。




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