「王宮にも連絡はしてるけどね、まずそっちも受け入れ態勢を整えたいらしくて。今日は王都の宿屋さんで1泊するわね!今日と明日のお昼まで時間があるから王都観光しましょう!」


そうケイリーさんが言ってくれたので楽しみにしつつやって来ました。

ハーバイトさんの飛ぶスピードはとても早かった。
乗ったのはほんの一度だしその時は覆われてたから分かんないけれどハーバイトさんの飛行スピードはジャンボ機並ではないかなと思われます。

そんな鳥の背中に乗ってたのに無事なのはケイリーさんが蛇さんになってとぐろの中に私を入れてくれてたから。

ケイリーさんと分かっていれば巨大なニシキヘビでも怖くはなかった。

そうして無事に降り立った王都はとっても綺麗な街並みだった。
ヨーロッパ風の建物の街並みはおしゃれな感じでわくわくする。
王都だけあり色んな髪の色や目の色をした人がいる。


ただし、言っていいのなら

サールーンは美形天国なんですかね?
右向いても左向いても美形だらけなんですけど。

しかも、色んな種族が居るのだろう。
歩いてるのは人型ばかりだから成人済みなんだろうけど。
見た目だけじゃ種族は分からない。

けれど、とにかく美形!
美形だらけ!
どっかのモデルとか俳優やアイドルクラスの美形だらけ!


そんな中に平凡女子の私。

何か逆に目立つ様な気がする。