ふふふ、あはははは…入学式そうそう、醜態を晒してしまい、乾いた笑いしか出ない私こと
桜田 凛(さくらだ りん)は、今、人生で一二を争うかも知らない…いやそんなでもないかもしれない

危機に遭遇している。


実は、私が入学するこの高校、県で一番有名。更に、募集生徒が多いとも知らず、
「あ、寮きれー」「学力ちょーどいー」
と適当に受験してしまった私。



そう。お察しの通り人が多い。
それだけならまだ良い。ほんとうに。

人混みを避けて遠回りすればいいのだ。


でもみんな分かるだろ?入学式だぜ?
クラス板見ないとクラスわかんないだろ?
(キャラ崩壊)



いやさ、表紙裏のコメント?でも書いたけど(めたい)クラス板の前でみんな楽しそうにおしゃべりしてるし、人多いから人混みすごいし、でもクラス板小さいから遠くからじゃ見えないし、最悪。


人混みの中に入れ?



殺す気か。

中学の時は全校集会で吐きそうになるくらい、人混みは苦手なのだ。





はぁ…どうしよう。1クラスづつ回っていこうかな



あっそっか、この学校募集人数おおいから、クラスも多いんだっけ…ハハ…


ナンクラスダローwwワー30クラスダッテアシオワターwwwww



もう自暴自棄になっていた私の目の前に


メシア(救世主)が現れた。