ケータイ小説 野いちご

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闇にいる女の子

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未来へ

-ガラガラ

「菜々〜!!!」「来たよ〜」龍神たちが病室に入ってくる。

「奏汰ほらこれご飯何も食べてないだろ」と陸がパンを渡す。

「あぁわりぃな」奏汰はそのパンを受け取り机に置く。

「なっちゃんどんな?」と真羽が聞く。「何も変わってない」と菜々の頭を撫でる奏汰。

「そっか…」

菜々の手術は成功したが、あまりにも外傷がひどく、体力との戦いでいつ目を覚ますかわからないと言われた。

「でもこうして生きててくれたから少しはホットしてる」と奏汰。

「菜々まで居なくなったら俺も兄貴もどうにもならなかったかも知れねー。」

菜々は約1ヶ月眠ったまま目を覚まさない。

「とりあえず奏汰家帰って寝たほうがいい」と愁。

「いや俺はここに「愁の言う通りだ」とドアから声がする。

「萊さん…」と奏汰。「翼もお前を心配してるぞ。家に帰ってまず飯食って寝ろ。翼もここに居たいって言ってたが家をずっと留守にするのもって…翼のそばにもいてやれ」と萊が伝える。

「…分かりました。」「よし。あとはこいつらに任せとけ」奏汰は準備をして「菜々兄貴とまた来るな?」と言って出ていった。

「「シスコンだな(ね)」」と真羽と要。

「翼もシスコンだしブラコンだ」と萊は笑う、

「…愁、要、真羽俺にちょっと付き合え」「えー」「えーじゃねえはやく。」三人を病室からだす萊。

「陸。しばらく近づかねーから」と言って出ていった。

陸は菜々の手を握り肩を震わせる。「ックッ…うぅ…」涙を流す陸。

萊はドアからその声を聞き、口角を少しあげた。"ずっと泣きたいはずなのに陸は我慢してやがる。自分を責めてる。まるで蓮を失った時の菜々だ"翼が萊に言った言葉を思い出す。

「萊さんどこ行くんすかあ」と要。「いいからあるけ!」病室を離れた。


「菜々…はやく目覚ませよ、お前に言いたい事も謝りたいことも沢山あんだよ」と菜々の手を自分のおでこにくっつける。「ッ菜々…」ビクッ)「、?今手…」手が動いた感じがした。

もしやと思い陸は必死に呼ぶ。「菜々!菜々!!!」

すると…『…り…く…』「菜…々」菜々は陸の顔をみる

『…何…泣いて…るの…陸』と微笑みかけた

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