拓叶side


…僕なんかしちゃったかな?

みゆから誘ってくれてうれしかったのに。


「たくとぉ?どぅしたのぉ?」

元はと言えばこいつのせいだ。

「あのさ、僕彼女いるの。離れて?」

めっちゃ、優しく言った僕って優しっ。

「えぇ~やだぁ♡彼女に縛られないでよぉ。」

ブチッ

「いや。彼女に縛られないでよって何?てか、ぶりっ子うざい。こっちが優しく接してやってんのに離れないわけ?俺さそこまで優しくないんだよね。ほんと離れて。ケバ女俺大嫌い。香水臭いんだよ。」

言ってやった。

はぁ疲れるなぁ。

「ふぇっひどいよぉ…ウゥ~もぅいいもん!」

タッタッタッドンッ

「いっ…てて」

みゆの声がした!

「みゆっ!…みゆ…みゆ!」

ギュッ

「離れて。てか追いかけなくていいの??」

「なんで追いかけるの??」

「え、彼女さんでしょ?」

「…何いってんの?俺の彼女はお前だけだし。冗談でもきつい。」

「…性格が変わって「そんなのことはどうでもいいの!」え?」

「みゆごめんね。不安だった?心配だった?僕みゆに誘われてめっちゃ嬉しかった。僕明日楽しみにしてる。てか、みゆもたのしみにしといて!ヘヘッ/////」

「う、うん!/////」

よかった。












この時僕は誓った。


絶対にみゆを悲しませないってね。