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「おい。」


あまり、聞き慣れない男子の声に

私は一瞬耳を疑った



(まさか、私に話しかけてるのこの人...)



「...え?わ、私ですか?」



思わず、キョドってしまう。


彼の顔を見ようと顔を上げると
想像した以上の顔の整い具合に


(わ〜芸能人っぽい〜)



なんて思ってしまうほどだった。



「あんた、俺のタオル踏んでる。」


...?


「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!」


人様のタオルを踏んずけてしまうなんて

私はなんてことを...