「どうしよう」



ぼくはとほうにくれた。



「ぼうや、どうしたの?」


顔をあげると、わかいおねえさんが立っていた。


「お腹がすいたの。それに今どこにいるか分かんない...」



おんなのひとは、私の家においでとぼくをおうちに招いてくれた。