ケータイ小説 野いちご

サクラチル

嵐の前の静けさ

一般病棟に移されて2日がたっても、奏ははなかなか目を覚まさなかった。



奏のの手を握り、項垂れる。全く目を覚ます様子のない彼を見るだけで心が痛い。



その時、コンコンとノックが鳴った。顔を上げると「奏ちゃん…?」と聞き慣れた声が聞こえた。

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