私達には幼なじみがいる。


その名前は

昴、綾音、一樹、そしてもう一人男の子。



私達はいつも朝から晩までずっと一緒に遊んで



よく迷子にもなったり、警察にもお世話になったくらいだった。


そんな4人のことは誰もが知っていた。



だからこそ、誰にも引き離すことができなかった



そして、離れることは絶対にないだろうっと思うくらいに。