「.........き......さき...みさき..美咲!」
ハッとして気が付くと前は見えないけど、伶斗の声が上からする。
「伶斗...?」
そう呼んでから気付いた。
伶斗に抱きしめられていることを。
「ご、ごめんっ!」
慌てて伶斗から離れようとしたけど、なぜかぎゅっと抱きしめたままで離さない。
「もうちょっとこのままじゃダメ?」
予想外の伶斗の言葉に唖然とした私。
でも率直に嬉しくて、うん、と答えればそのまま強く抱きしめられた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…