翌日
「美羽子ー!」
一階から私を呼ぶ母の声がして目が覚める。
何なのよ…休みの日に朝っぱらから。
小さく舌打ちし、ベッドの上でゴロリと寝がえりを打つ。時計を見るとすでに10時を過ぎていた。
寝すぎちゃったな…
昨晩は夜中までネットを見ていて寝るのが遅くなってしまった。
「美羽子ー!一階に降りて来て!」
再び母が私の名前を呼ぶ。
はぁい、と声を振り絞って返事をすると私はベッドの上に身体をゆっくりと起こす。
半分寝ぼけたまま髪を後ろで一つに括り、寝巻姿にメガネを掛けて私は階段を降りて行く。
「ほら!みっくんがこの間のお礼を届けに来てくれたわよー」
ちょっと嘘でしょ…
階段を降りると、狭い家なので廊下を挟んですぐ玄関になっている。
そこには朝から好青年のみっくんが立っていた。
私という人間の中でお洒落レベルが10段階あったとしよう。
その中で今の恰好は最低ランクの1にあたる。ちなみに0は全裸だ。
「美羽子ー!」
一階から私を呼ぶ母の声がして目が覚める。
何なのよ…休みの日に朝っぱらから。
小さく舌打ちし、ベッドの上でゴロリと寝がえりを打つ。時計を見るとすでに10時を過ぎていた。
寝すぎちゃったな…
昨晩は夜中までネットを見ていて寝るのが遅くなってしまった。
「美羽子ー!一階に降りて来て!」
再び母が私の名前を呼ぶ。
はぁい、と声を振り絞って返事をすると私はベッドの上に身体をゆっくりと起こす。
半分寝ぼけたまま髪を後ろで一つに括り、寝巻姿にメガネを掛けて私は階段を降りて行く。
「ほら!みっくんがこの間のお礼を届けに来てくれたわよー」
ちょっと嘘でしょ…
階段を降りると、狭い家なので廊下を挟んですぐ玄関になっている。
そこには朝から好青年のみっくんが立っていた。
私という人間の中でお洒落レベルが10段階あったとしよう。
その中で今の恰好は最低ランクの1にあたる。ちなみに0は全裸だ。