「ふぁーーーー!」 

私は死んで天国へ逝ったの。

 今、私は天国の、大きな『私の』お屋敷に住んでいます。

「もう、朝か……………」

 見渡すと、まだ見慣れない部屋のベッドに私は座っている。

「う~ん。」

 窓から差し込んできた光でカーテンの模様が布団にうつっている。

 カーテンをガラリと開けた。

「不思議な話よね。」

ホント、そう、私は思う。