「案外起きないね」


「そろそろ起こす?」



なんか、周りが騒がしい。
うるさい。
私の安眠を妨害しやがって。
誰だよ。
私はゆっくり目を開けた。



「起きたみたいだよ?」


「おはようございます」


叶彩「お、おはようございます。今何時!
ねぇ!朱梨おきて!朱梨ってば!」


朱梨「う''ぅん。なにぃ?え。なんで。お、男。」

無理もないよね。そんなに震えないで大丈夫。私がいるよ!


「今はもうすぐで10時半になるよ?君達誰なの?なんでここにいるの?」