「いやーすげぇ、告白だなお前」

「届くといいんだけどな」

「お前に惚れないやつはいないって」


バスに戻るときに、
男子たちの騒ぎながら戻り、
女子はソワソワしながら戻っていた。


最後尾にいた私とさやか
私たちはさっきのことについて話していた。


「大丈夫?桜智」

「自意識過剰じゃない?あれは違う人のことじゃ・・・」

「でも、髪が伸びたって桜智のことそのものじゃん」

「そうだけど!」

「桜智!言ったでしょ!振りむいてくれることだってあるんだって!!落ち着け」

「だって・・・勘違いだったら怖いじゃん・・・」

「大丈夫!このさやか様の言うことに間違いなし!!」


「プッ・・・あはははは」