ケータイ小説 野いちご

あと少しだけ隣に……

4章

陽向side



今日、斗真らバスケ部の関東大会。



朝から体調が悪くて頭痛が止まらなかった。
死期が近づいてるような気がする。

でも、見に行きたくて先生に我が儘を言って
車椅子で見に行くことになった。



そして、
あたしに欠かせないのが痛み止めの点滴。


「ひな、大丈夫?」

「うん。斗真のバスケが見たいから」


死ぬ前に見ておきたい。
生きている間に……。




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