舞花と出会って二ヶ月がたった。舞花の元カレは最低な奴だった。俺はあんな奴にはぜってぇならない。舞花をぜってぇ守るから。
舞花は、結ってゆー奴とよく話すよーになった。アイツといると、少しずつ笑顔が見えるよーになった気がする。アイツ、すげーな。舞花を任せたぞっ!

「起立ー。礼ー。着席っ!」

次の時間は修学旅行の班決め。俺は舞花と出会ってから1度もサボってない。髪も染め直し、黒にした。ピアスも外した。舞花に、「こっちも似合ってるよっ//」って言われたときはすげー嬉しかった。サボらなくなったのは、舞花とずっといたいから。俺の学校は一年中席替えがないから、超ラッキーっ!けど態度が悪かったら前の席になる。それは嫌だ。

「班は1班四人でーすっ!男女2人ずつでペアを作ってくださーいっ!」

俺の周りには女が集まる。俺は舞花がいいんだよっ。

「伊角くーん。一緒になろーっ?」

そー言ってきたのは、結と、引っ張ってこられた舞花。

「いーょ!!!」

俺の返事は決まっている。
隆太を呼び、四人班が決まった。すげー楽しみだなーっ!