あれから数分。


龍華の人たちとはもう仲良しになった!


みんな面白いし優しい人ばっかり!


今あたしすごい楽しい!


「ねぇねぇ。飛雄!飛雄もすごろくしようよ!楽しいよ?」


なんで飛雄はすごろくしないでソファからあたしたちを見てるだけなんだろ?


「俺はいいよ。見てるだけでも楽しいしな。」


そう微笑んで言う。


あぁー!もう!


なんなの?自分がカッコいいのわかっててあーゆー顔するの?


あたしを飛雄に溺れさせるつもりか!


バカ野郎!


てか、一緒にしないとかあたしが認めないからね!


「だーめ!飛雄もするの!ほら!」


飛雄の手を引っ張ってあたしの隣に無理矢理座らせる。


「ほら一緒にしよ?じゃあ、飛雄とあたしでチーム組もう!」


絶対負けないもんね。