「急に静かになってさっきまでの威勢はどうしたんだよ?」 さっきの鋭い目が嘘のようにあたしに笑いかける。 誰だってあんな目で言われたら黙っちゃうよ。 ちょーー怖かったもん! 背中ゾクッてしたもん! 「ついた。」 ついた?どこに? あたしの家? なわけないか。家教えてないしね。 てかホントどこ? 目の前には大きな黒い倉庫がドンッとあるだけ。 ここに何かあるのかな? てか、嫌な予感しかしない。