_______ どこかで見たことのあるような、 ただただ真っ白で広い部屋 そこには私ひとりがポツリと佇む 私ひとりだけど、ひとりじゃない ひとかげはふたつ それは、私と私。 「自分の存在意義を忘れてない?」 「私たちは人形にすぎないのよ」 「これ以上は私もただの傍観者じゃいられない」 「…………Alice。」 Aliceは泣いていた。