ケータイ小説 野いちご

【黒・超短編】雫(スト漫のシナリオ)

シノプスの形をしたシナリオ



ブラッディールビー皆既月蝕の晩最後のドラゴンの生みし卵がかえる。そして…
ドラゴンが現れた。
王国では動力源にふさわしいと、取引をする事にした。王国が火力水力風力を要望するとドラゴンは
生け贄の処女を所望した。選ばれた美しい乙女には恋人がいた。彼は勇猛果敢にひとりでドラゴンに対峙した。その時顔に唾液を数滴あび顔がドロドロに溶けてしまった。痛みゆえ降参を申し出て、マスクを貰う。マスクはおでこからあごまで覆われていて、耳に上下のつるがのびている。顔面にはぴったりとする為、付け外しの時に垂れた左眼球をいじらなければならない。こうして男は二度とマスクをはなせぬ人となった。
「お前さんが儂の喉元に用があったようじゃがな」
後ほど彼女が単身果敢と、ドラゴンの住処にやって来る。声でわかり二人は熱い抱擁をかわすのだがマスクをとれと散々に渡って彼女は言う。ヤケになった彼はマスクを外すと、化け物でも見るかのように態度を急変させる彼女。「化け物が不釣り合いだと悟れよ。もういい。希望は失われた。ドラゴンよ、いっそ炭でもしてくれ」彼女自らドラゴンに申し出て火炙りの刑にあう。
その姿は見る間も無く炭化してしまう。愛憎に葛藤しながら男は化け物扱いをした娘を許す事が出来ずドラゴンの仕打ちに溜飲を下ろすのであった。

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