ケータイ小説 野いちご

初めての相手は無愛想上司

無愛想な私と上司
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小山課長の唇が
私の唇にふれている


こ、こ、これって…キスだ
目を瞑ることすらできず
離れていく小山課長の唇は動いていた



「まあ、いいですよ。…はい、…あー、わかりました。では、明日」


…えっ?切った?
スマホが私の手の中に戻る
画面を見たがホーム画面

何を話したのか、
そして、なにが明日…なのか。
そもそも伊藤さんは
何か用事があったんじゃないかと
頭で考えるが、全くわからない



「今から、お前の家に行くぞ」


いきなり何を言い出すかと思い
目の前にいる小山課長を見る



『説明してください』


そういうと、後でだと
話してくれない
後で説明してくれるなら
いまは従うしかないのだろう


着替えた方がいいと思い
制服に手をかけたが
時間の無駄と言われてしまった

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