ケータイ小説 野いちご

初めての相手は無愛想上司

無愛想な私と上司
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真顔で言われた言葉に
顔を背ける

俺が付けた、というのは
昨日の…あの行為中にって事だ


あ、あ、あーっ!
これが…キスマークってヤツだ

恥ずかしい、
捲り上げた裾を戻そうとすれば
小山課長に腕を引っ張られた


ぎゃっ、と
色気のない声だ
バフッと、ソファに倒されてしまう


『ひゃっ』


中途半端に捲られたシャツの裾から
小山課長の手が私のお腹に触れる


「痛くないか?」


それは、あれだろう…
こくりと頷くだけ
痛くはないが違和感だらけ
けどそんな切なそうな顔で言われたら
それすらも言えなくなる


「慣れるまで、我慢だ」


そう言って
小山課長はウエストがゴムの部屋着の中へ手を入れてきた


『な、な、ちょ、と、まってっ!』


何事かと思い慌てて小山課長の手を抜こうとするがビクともしない

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