ケータイ小説 野いちご

白衣の王子様-after story-

水平線の向こう側


「真白、
そろそろ白衣きつくないか?」

「うーん…まだ大丈夫だよ〜
ナツくんは心配性だね。」


真白はちょっと目立ってきたお腹を
優しく撫でながら目尻を下げる。


「当たり前だろ!
真白と俺の子供だ。
しかもここは日本じゃないんだぞ!」


そう。
真白はあのまま
フランスで研修を続けているのだ。


「大丈夫よ。
何かあったら王子様がいるから。
ね、赤ちゃん?」

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